
・2~3日出ないのは当たり前
・スッキリ感がない
・お腹が張る
・ポッコリお腹
・薬を飲まないとでない
・口臭が気になる
便秘は根本改善が必要!?
私たちの身体の内臓は骨盤の上部にあり、骨盤が歪んだり猫背になることで、内臓が下垂してしまいます。
内臓の一番下にあるのが腸なので、他の臓器の重さで圧迫されて腸の運動機能が低下して便秘となります。
排便の時に腹筋が弱いとうまく排便を促すことができません。
また、身体が冷えていると身体の動きもスムーズではありません。
便秘で悩んでいる方。まずやってほしいことは、こちらになります。
・腹筋をつけて腸の動きを活発にする
・体温を上げる
・お水を飲む
・食事の改善
また、CURECO蕨整体院では、便秘の原因の根本改善を目指しております。
・骨盤が歪むことでの腹圧の低下を改善
・自律神経を整え内臓の運動機能を上げる
・食分析による食事指導
忙しさとストレスで食生活が乱れ、身体にも影響が出ます。
便秘はその身体からのSOSサインの初期段階です。
この段階で、しっかり身体をケアしていきましょう。
便秘の種類
便秘の原因は、人によって異なります。分類すると、機能性便秘3種類と器質性便秘の計4種類に分けられます。症状に合った対処をするためにも、自分の便秘の種類を把握しておきましょう。
1、機能性便秘
便が作られる過程や排便の仕組みに障害があるケース。
弛緩性便秘「大腸の運動が低下したために起こる便秘のこと。腸管の緊張が緩み、便を押し出すぜん動運動が十分に行われないため、大腸内に便がたまる。その結果、便から水分がなくなっていき、やがてカチカチに硬くなる。便秘の中で最も頻度が高い。」
痙攣性便秘「副交感神経が過度に興奮することによって腸管が緊張し、便がうまく運ばれず、うさぎのフンのようにコロコロとした便になる。精神的ストレスや過敏性腸症候群などが原因。」
直腸性便秘「便が直腸に到達しても排便のサインが起こらず、直腸に便が停滞してしまう状態のこと。排便を我慢することが原因となるほか、高齢者や寝たきりの人に多い。」
2、器質性便秘
大腸の炎症やがん、手術後の癒着などが原因となって、消化管に通過障害が起こっているケース。血便、激しい腹痛、嘔吐などがあればすぐに病院へ行って診察を受けましょう。
便秘のメカニズムから考えうる便秘解消のポイント
弛緩性便秘の予防や治療には、規則正しい日常生活・食事・排便・適度な運動を心がけましょう。
1.食物繊維を多く含む食品を積極的に食べましょう。便量を増大させ、排便リズムを回復させます。
2.冷水・冷牛乳を適切に摂って、胃・大腸の反射を促しましょう。特に起床後の摂取が勧められます。牛乳も小腸ラクターゼ活性の低い人には効果があります。水分は便を軟らかくして排便を容易にする働きがあります。
3.適度に脂質を摂りましょう。脂質に含まれている脂肪酸が大腸を刺激します。
4.適度の香辛料やアルコール・酸味類・エキス分(肉・魚のうま味分)は、排便を促します。
5.糖分の多い食品は、腸管内で醗酵しやすく大腸運動を高めます。糖分の多い食品には、はちみつ・砂糖・水あめなどがあります。
6.パインアップル・いちご・りんご・牛乳・ヨーグルト・プルーン・梅干など有機酸を多く含む食品を積極的に摂りましょう。
7.腸管内で醗酵し、ガスを発生させやすい豆類・いも類・かぼちゃ・くりなどを摂りましょう。
8.米飯の難消化性でんぷんが食物繊維と同様の働きをします。白米より七分搗き米・胚芽米・玄米のほうが食物繊維の量も多くなり、より効果があります。
9.食事量の確保も大切です。高齢者などは特に、食事量の過小が便秘の原因になっていることがあります。
これらのポイントに留意するとともに、水分を十分に補給しましょう。特に朝食を欠食しないようにして規則正しい食生活を心がけましょう。それから薬物に頼らず、栄養食事療法・運動療法を根気強く続けて自然な排便リズムを回復することが理想的なので、朝食後など決まった時間での排便を、たとえ便意がなくても毎日続けて習慣化させましょう。
痙攣性便秘は、腸管の自律神経失調によりおこります。大腸の痙攣性収縮によって便の輸送が障害されます。大部分は過敏性腸症候群です。精神的な影響を受けやすく、消化器症状以外の不定愁訴や自律神経失調症を伴うことがよく見られます。
予防や治療には、規則正しい日常生活・食生活を心がけましょう。また、過労・ストレスが原因であることも多いため、それらの解消に努めましょう。ただし運動は避け、休養は十分にとりましょう。
1.食物繊維は便量を保つために制限はしませんが、水溶性食物繊維の多い、いも類・果物類・海藻類といった食品を摂取するように努めましょう。
2.酸味・香辛料・アルコール飲料・カフェイン飲料・エキス分などの刺激性食品は避けましょう。
3.硬い食品・濃い味付け・炭酸飲料・過食などによる物理的刺激は避けましょう。
4.脂質の摂取は控えましょう。特に揚げ物は控えましょう。
5.過熱・過冷の食品摂取量は控えましょう。
6.ガスを発生させやすい食品は控えましょう。
7.食事量を確保しましょう。
直腸性便秘は、摘便・坐薬・浣腸などにより便塊を除去したあと、弛緩性便秘と同様の対応をとりましょう。
器質性便秘の場合は、結腸癌・直腸癌・イレウスなどの腸管における気質的な疾患の根本的な治療が必要です。