
- 頭の片側だけ脈を打つように痛む
- 体を動かすと頭痛がひどくなる
- 光や音に過敏になっている
- 産後ホルモンバランスの崩れで頭痛がひどい
- ひどい時は吐き気や悪寒を感じる
偏頭痛とは日本人に大変多い症状で3人に1人は偏頭痛を持っていると言われています。
偏頭痛は男性に比べて女性の方の割合が4倍多くその原因は「女性ホルモン」の増減によるものとされています。
周りの人たちも偏頭痛に悩んでいることが多いため意識として
「周りにも同じような人がいるから偏頭痛って当たり前なんだ!」
「年だからきっと治らないで一生付き合っていくものなんだ!」
と思っている方が多いのですがこの偏頭痛…。
放っておくと非常に大きな病気へとつながる場合もありますので注意が必要です。
偏頭痛の原因
偏頭痛には一般的な「偏頭痛」と「緊張型偏頭痛」と二つに分かれます。
さらに一般的な偏頭痛が起きる原因として二つの要因があります。
一般的な偏頭痛の原因
一般的な偏頭痛は首・肩・背中周りの筋肉が硬くなり、筋肉の下を通っている血管を圧迫することで起きてきます。
首周りの血管が圧迫されると、脳血管は圧迫された血管に代わり広がって血液を流そうとする働きをします。
その際に脳血管周りの神経を刺激してしまうことで炎症物質が分泌されて痛みを出すだけでなく脳血管もさらに拡張して悪循環を作ります。
社会的な心因性のストレスによって脳血管が拡張されて偏頭痛が起きるというケースも珍しくありません。
その場合は週末に気持ちが緩んだ時に偏頭痛が出ることが多いです。
また寝不足や寝過ぎ、空腹や疲労、強烈な光や音刺激によっても偏頭痛になることがあります。
一般的な偏頭痛には頭部の血管由来のものと脳神経である三叉神経由来のものがあります。
頭部の血管による偏頭痛
頭部の血管が拡張することで起きる偏頭痛です。
血液の中の成分である血小板という物質からセロトニンという血管の収縮作用を持つ物質が分泌されることで一度脳血管が収縮します。
しばらくしてセロトニンの分泌が落ち着くと血管が収縮した分拡張するために偏頭痛が起きるのです。
三叉神経による偏頭痛
12ある脳神経の内、最も広範囲に神経の枝を伸ばしている三叉神経(サンサシンケイ)が原因の偏頭痛です。
三叉神経は顔の皮膚知覚を司っています。この三叉神経が外因性・内因性のストレス刺激を受けることで三叉神経の枝の先から血管を広げる作用を持つ神経ペプチドという物質が分泌されます。
神経ペプチドの作用で血管拡張されることで炎症物質も同時に分泌が促進されることで偏頭痛が起こります。
偏頭痛の症状
偏頭痛がでる前には肩こりが多くこめかみから目のあたりにズキズキとした心臓の鼓動に似た痛み(拍動痛)がでます。
偏頭痛の出る場所は片側だけでなく両側に出ることもあります。
偏頭痛の特徴として、体を動かして頭の位置が動かされると頭の痛みが増幅されること。
また吐き気や嘔吐、下痢などの症状も出ることがあり症状がひどくなると強い光刺激や大きな音、ニオイや気温などにも体が敏感に反応するようになり強烈な頭痛へと発展します。
一度偏頭痛になると症状は2~3日続き、人によって一か月に1~2回、多い人だと1週間に1~2回偏頭痛が出ることがあります。
緊張性頭痛の場合は筋肉が疲れてくる夕方に症状が出ることが多く、眼精疲労や倦怠感と共に痛みが出るのが特徴です。
痛みの出る場所は後頭部から首筋を中心として頭全体が締め付けられるような痛みがでます。
吐き気や嘔吐、下痢などの偏頭痛に見られる症状が緊張型頭痛には見られないのも特徴です。
緊張性頭痛のは症状がでてから数時間で治まるのがほとんどで日常生活への影響も偏頭痛に比べて少ないですが症状が軽い為、処置が遅れることが多く慢性化するケースがほとんどです。
偏頭痛の前兆症状
偏頭痛は痛みがでる直前に「前兆を伴うタイプ」と「伴わないタイプ」に分かれます。
前兆を伴うタイプの人20~30%といわれていて、前兆症状で特に多いのが「閃輝暗点(センキアンテン)」という症状です。
この閃輝暗点は、
・目の前で白い光がチカチカする。
・目の前に歯車のようなギザギザした白いものがみえる。
・普段よりも視界が狭く感じる。
といった兆候がでます。
一般的に痛みは上記の症状が50~60分続きその後60分以内に偏頭痛がでます。
それ以外の前兆症状としては手足がしびれる、滑舌が普段に比べて悪くなるなどがあります。
偏頭痛の予兆
偏頭痛の予兆は以下の症状になります。
- 普段に比べて食欲が増している。
- 首肩のこりがある。
- 最近、欠伸(あくび)が多い。
- 全身の疲労感がなかなか抜けない。
- 気分が悪いことが多い。
- イライラがおさまらない。
- 最近、身体がむくみやすい。
- 普段よりも甘いものを食べる機会が増えた。
- 最近、昼夜とわずものすごく眠くなる。
偏頭痛の予防法
偏頭痛を未然に防ぐには偏頭痛がでる原因を調べることが重要です。
全ての症状には必ず原因があります。
偏頭痛が出た時の環境を調べる |
・その日の気温 ・天候状態 ・湿度状態 ・寝室環境 |
睡眠時間に気を付ける | 平均的な睡眠時間を調べてその時間内に睡眠時間が収まっているかどうか? |
規則正しい生活を送る |
・起床時間 ・睡眠時間 ・食事時間 |
偏頭痛誘発食品はさける |
血流を上げやすい食物である ・チョコレート ・ハム ・チーズ ・赤ワイン ・ヨーグルト の摂取は避けるようにする。 |
上記が偏頭痛の予防法になります。
ご自身で生活習慣を一度見直してみましょう。
偏頭痛が出てしまった時の対策
偏頭痛が出てしまった時は安静にすることが重要です。
偏頭痛時は光や音、体位変換などで容易に頭痛の痛みが増幅しますので後頭部をアイスノンか保冷剤に薄いハンカチを巻いたものを作って5分間くらい冷却するようにしてください。
この時、温めると気持ちがいいといって首周りを温めてしまうと血管がさらに広がり炎症物資が更に分泌されることになりますので避けるようにしてください。
当院の偏頭痛の治療法
偏頭痛があることが当たり前と思っている方はもう一度よく考えてみて下さい…。
痛みが身体に少しでもあることが「健康な状態」といえますか?
偏頭痛があることは決して「当たり前のこと」ではありません。
きちんと偏頭痛の原因を探り、適切な施術をすれば偏頭痛は解消されていきます。
偏頭痛がでにくい身体をつくる王子溝田橋整骨院の施術
王子溝田橋整骨院に通院されている患者様の中には偏頭痛で悩んでいた方も数多くいらっしゃいます。
そのほとんどの方に共通するのが
「カラダの歪み」
とくに背骨から骨盤の骨の大きな歪みが見受けられます。
この背骨や骨盤の歪みが筋肉を固くして偏頭痛を起こしやすくしてしまうのです。
偏頭痛が出にくい身体………王子溝田橋整骨院ではその状態を「ゴールデンライン」といいます。
偏頭痛のお悩みは「ゴールデンライン」で解決できます
ゴールデンラインとは、
- 耳の穴
- 肩の頂点(肩峰)
- 骨盤の外側(大転子)
- 外くるぶし
を一本に結んだ線のことをいいます。
身体がこの状態ですと重力的にも前後・左右の筋肉の状態的にもひじょうに筋力バランスがとれた状態となります。
ゴールデンラインを維持し続けることができれば日常生活の疲労による症状でもケガによる症状でも早期の回復が見込めます。
王子溝田橋整骨院では偏頭痛で悩む患者様のお身体を「ゴールデンライン」へと近づける施術をします。
1回の施術で効果を実感!「姿勢ゆがみ矯正」
王子溝田橋整骨院の姿勢歪み矯正は背骨から骨盤までの骨の歪みを改善します。
- ストレートネック
- 猫背
- 肩が左右のどちらかに下がっている
- 骨盤の歪み
- どうしても足を組んでしまう
といった姿勢のお悩みから
- 偏頭痛
- 肩こり
- 手足のしびれ
- 腰痛
- ぎっくり腰
- 膝の痛み
などの身体の症状まで幅広く対応している骨盤矯正法です。
他の治療院の倍の時間をかけてカウンセリングをし、画像検査で実際のお身体の歪み状態を確認していただけます。
身体のゆがみや偏頭痛といった症状でお悩みの方は今すぐ王子溝田橋整骨院までお電話ください。